8:高台削りと口縁の修正 (下部に動画)

  型抜き後、作品の高台内には中心軸穴の痕跡が残っています。しかし、高台削りを行えば、痕跡は消滅します。高台脇も削っておくのが約束です。型抜き直後は適度な湿り気があります。
中心軸ろくろでの削りは、普通の水挽きろくろに比較して非常に少なく、削りかすがほとんど出ないという特長があります。
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中心軸は短いものに交換しておきます。

  1湿台を置き、湿台の上に上向きで配置します。口縁部がまだぎざぎざになのに注意してください。
 
       
型抜きした実作品を回転盤の中央に配置し、粘土で止めます。適合する湿台があれば、湿台の上にのせてもかまいません。

高台中央部にはまだ中心軸の痕跡があります。
  2湿らせたスポンジで、口縁部をなでて修正します。粘土を溶かしながら丸める方法です。
口縁部の修正が終わったら、成形は一応終了です。

無理すればこのまま素焼きすることもできます。
 
       

1高台部を削り、高台脇も削ります。高台部の痕跡は消滅しています。
FPろくろにおいて、型抜きのできた実作品はほぼ半乾燥状態、水挽きろくろでは約4時間ほど経過した状態です。
この状態で削ると、俗にいう“べべら”状態すなわち唐津の高台になります。

 

成形から型抜きまで短時間で行った場合、作品は輪花などが行えるほど柔らかい状態が維持できます。

さらに時間をかけて乾燥させればしのぎや削り、陽刻、陰刻も可能です。

 
       
220分ほど待つか、急ぐ場合には電子レンジやドライヤー、バーナー等で少し加熱します。
水挽きろくろ8時間経過後の乾燥度合いになれば、シャープな、すなわち伊万里などの磁器の削りになります。
  型抜き直後は、まだ乾燥がそれほど進んでいないので、削りかすがすぐに粘土に戻せるので楽です。  
       
 
 
         
    高台削りと口の修正 動画

を押して少々待ってみてください。
ローディングに少々時間がかかります。
ブラウザの関係で映像が見えない場合があります。
 
         
 
 
 
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