13-3マザーマシンとしての使用法


 
スペーサー湿台の自作
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  スペーサー湿台は基準品を販売もしていますが、普通の石膏型を作る要領で簡単に自作できます。下の開放部の角がアールになっているのは、逆向きに配置して、アール部分に加工する品物を置いて削り加工などをおこなうためです。
小さい作品、もしくはより大きな作品を作るためには、型のサイズにより適合したサイズのスペーサー湿台があってもいいかもしれません。
         



まず、スペーサー湿台の全体的なイメージを頭に浮かべて設計します。
標準の中心軸の立ち上がり部分の長さは130mm なので、このスペーサー湿台を置いたとき、スペーサーから上に出る部分を例えば25mm と考えると、高さは105mm 程度です。
外径は、載せるものの大きさで決まり、さらに溝つき板の溝のサイズによっても決まってきます。適当な溝を選びますが、ここでは一応直径150mm の溝があると仮定して進めます。(希望する溝がなければ、溝付き板を作る、もしくは適当な溝を追加することからはじめます)



図右のような型板と適当なサイズの外コテを用意します。
外コテで、左(部分断面図)のような粘土原型を作ります。これは中子になる部分、すなわち、内部の空洞になる部分です。
粘土原型が出来上がったら、この中子部分を取り囲む溝に枠板をはめます。立ち上がり部(左右の壁部)の厚みは20mm ぐらいは必要でしょう。あまり厚くすると重くなります。
溝付き板の上に突き出ている中心軸を測定し、105mm になるところにクリップを挟むなどして印を付けます。
印のあたりまで石膏を鋳込みます。
回転盤を回転させながら石膏を固めます。
石膏が堅くなる直前のタイミングで、枠板を外し、横棒で底になる部分をきれいに削ります。中心部分は一段、2mm 程度は下げて削っておいたほうがいいでしょう。
取り外して、回転止めの穴をドリルであけ、きれいに整形します。


 
 
 
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